「海」×「ものづくり」。

特集 - Information for 3回生の皆さんへ - 2018.02.01.更新

  卒業研究を行うにあたって研究室をどこにするか悩まれている方々もいると思います。当研究室の特徴について記載することとします。
 当研究室は学生がのびのびと自由闊達に研究ができるようにスタッフと協力して研究室を運営しています。また、国内外の研究協力者も多数います。共同研究や留学を通して学生の飛躍のために協力関係を築いています。
 工学研究を行うものとして、研究の最終的なゴールは人の役に立つことです。研究が研究のままで終わっては、手段が目的化してしまいます。我々は研究によって得た成果を開発という新たなステージに繋げるように心がけています。浮体式洋上風車の実海域試験はまさにその好例です。我々の特許や数々の基礎研究を基に長期実海域試験を実現させました。一研究室の試験として長期実海域試験を実現できたのは我々だけだと自負しています。冬の日本海というとても厳しい実験でしたが、担当した学生にとってはかけがえない経験となったと思います。洋上からエネルギーを得、人の価値観を変えることこそ、この研究の最終ゴールかと思います。
 今まさに課題解決に向けて始まった研究もあります。北海道の汽水湾では大雨による養殖業への被害が報告されています。我々は大雨による影響を現在調べています。工学的な見地から対策案を打ち出せたら良いなと思います。
 学外発表論文は研究室の活動の活発さ、オリジナリティーにあふれる研究を行っているかを知る一つのバロメータでしょう。当研究室は、多数の共同研究者と非常に多くの論文を出しています。(詳しくはここをクリック)またimpact factor付き雑誌にも投稿、採択されるようになってきています。発表した論文が他の研究にも影響を与えているということをimpact factorは意味しています。
 若い時の経験は何物にも代えがたい宝物です。研究室内だけの活動だけでなく、世界にも目を向けて欲しいと思っています。研究室のメンバーの多くは海外での研究生活も行います。フランスの海洋工学研究所、Ecole Centrale Marceille、ブラジルのカンピナス大学、リオデジャネイロ大学等々、海洋工学を主戦場にする人たちと接して欲しいと思います。いつかこうした人的ネットワークや経験があなたの人生をより豊かにしてくれるでしょう。
 研究室配属を希望する新4回生の皆さんと来年以降一緒に研究したいテーマについてトピック毎に紹介しています。新しいテーマのトピックスの概要をご覧ください。(New Topics)研究テーマはあくまで一例で、これまで学生オリエントの研究も多くあります。
 1年間という期間はあっという間で、相当な努力をしないと思ったような成果は残せません。しかし、あなたの研究成果を待っている人もいるはずです。それに応えるように努力することを望みます。あなたの研究で明日への光を見つける、そんな開拓の精神を持つ人がここに集うことを期待しています。
2018.02.01 二瓶 泰範

Members

  • Staffs
    •   Yasunori Nihei Associate professor
    •   Shinichi Kitamura Visiting Researcher
    •   Sharath Srinivasamurthy SCOPE(Ministry of Internal Affairs and Communications) project Researcher
    •   Hiroshi Sakamoto Researcher
    •   Naoko Yamanouchi Secretary
 
  • Collaborator
    •   Tomoki Ikoma (Professor,Nihon University)
    •   Motohiko Murai (Associate Professor, Yokohama National University)
    •   Kazuhiro Iijima(Associate Professor, Osaka University)

 

  • Students
    •   Masaaki Aoki(M2)
    •   Kazuma Kusanagi(M2)
    •   Zhang Chenfang(M2)
    •   Ji Mingyao(M1)
    •   Kazuki Hashimoto(M1)
    •   Shintaro Fujisaki(B4)
    •   Hiroki Kawabe(B4)
    •   Tomoki Komori(B4)

Update History

2018.06.04. Memories are updated.
2018.01.26. New information was updataed.
2017.05.15. New information was uploaded.
2017.01.31. New information was uploaded.
2016.02.13 New research topics are updated.
2016.01.27 Announcement of 4th evening seminar is updated.
2016.01.14 3rd evening seminar was reported.
2015.07.29 2nd evening seminar was reported.
2015.07.17 Information about evening seminar was uploaded.
2015.07.13 Some peices of information were updated.
2015.05.07 New members and alumni were updated.
2015.03.01 New information about challenge2014 was uploaded.
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2009.07.02 Homepage Opened.